にゃんこと暮らす・アメリカ・アパート

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新学期のつもり(5)

世間はそろそろ新学期の雰囲気がなくなってきているので、「新学期のつもり」記事はこれで最後の予定。クォーター制の大学はもうMid-Termみたいですしね。

d0130296_020206.jpgで、本日の本:Using English。とってもベタなタイトルですが、内容もかなりベタ。100レベルのコースにぴったりなテキストです。なのでちょっとつまらなかった・・・・。全く知らない分野の100レベルのテキストならば、新しい知識を得るってことでかなり楽しめると思うのですけどね。ま、そんなことはともかく、ベタなテキストでも記事に書けそうな話題はちょこちょこありまして・・・Immigrantという言葉が差別用語になるという話がありました。なのでImmigrantという言葉を使うときには気をつけましょうとありました。えー、そうなんですか?!移民と呼ばれたり聞かれたりすると「差別」と思うのはなぜでしょう。移民と市民を区別しているから?区別イコール差別?Immigrantを見下した意味で使う人がいるからか?!

でも個人的に私は誰に移民と思われても、そのような扱いをされても、全く気にならないんですけどね。ちゅうか、別にアメリカ市民と思われなくってもいいというか・・・ある意味アメリカ市民とは思われたくないというか・・・・やっぱなんやかんや言っても、私は日本人であることが自慢なわけですね。つまり日本で生まれ育った日本人であることを誇りに思っているわけですよ。普段そんな態度は特にしませんが・・。あと、アジア人は名詞でAsianと呼ばれるのを嫌がるんだと。でも形容詞:Asian~という風に使われるのならOKだそうです。そうねぇ、それはわかる。「Hey!そこのアジア人!」と名詞で言われると、確かに差別的意味合いに聞こえますし。(おい!日本人!って呼ばれてもいやですね)(要は口調によるのかな?)

移民と言えば、いつだったか難民受け入れに関するアメリカのWebで、日本はなぜ難民を引き受けないのだ、という個人の意見を見たことがあります。それを書き込んだのはアメリカ人だと思いますが、「なぜにいつもUS?なぜ日本じゃないの?」と・・・

もし日本がアフリカ難民を受け入れたとしましょう。日本国民はめちゃめちゃFreak Outしそうですよね。日本人って、見た目で区別ができないアジア人同士でも日本人でないとわかればとても嫌がりますでしょ?それが見た目からして全然違うアフリカ人が自分のコミュニティーに入ってくるとなったら、そして実際住み始めたら、住民は皆Freak Outすること間違いなし・・・。移民が寄り集まったアメリカと違い外国人慣れしてませんから、私たち・・・・。もちろんこんな国民性を理由に難民を引き受けないことを正当化しているつもりはないのですが・・・。アフリカ難民たちにとっても、日本人だらけの独特なアジア文化を持つ日本では、ちょっち居心地悪いんじゃないかな?


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# by nypoliko | 2008-02-10 00:00 | アメリカでボランティア

コミュニティー

ボランティアをやっている団体のESL Coordinatorとのメールやり取りで、つい最近一部のアフリカ難民男性たちが某州へ移り、私がお世話をしているアフリカ女性たちも同様にそこへ引っ越すかもしれないと知らされました。これはまだ決定的なことではないようですが、そういった方向で前向きに話しをしているらしく、私も彼女たちにとって今の場所に落ち着くよりもその某州に移るほうがいいだろうと思います。

アフリカ男性たちが某州に引っ越したのは、その地域には同じ出身国民族が集まる小さなコミュニティーがあるからだそうで(皆難民のはずです)、それだけでなく、そこには少なからずとも仕事のチャンスがあるのだとか。以前の記事にも書きましたが、元来識字力・英語力の低い彼らができる仕事はかなり限られるはずで、果たしてこの地域に彼ら向きの仕事があるのだろうか?と思っていたので、少しでも仕事の機会があり、実際そこへ移った人たちがいるという話を聞き、なんだかホッとした部分があります。(移動は可能なんだなと)

これまでアフリカ難民女性たちの生活ぶりなどを見てきても、話し相手は同じ言葉を話す極少数の難民同士だけとあってとても寂しい日々に映っていました。それに私の知る限り、同じ言語を話す「女性」はたったの二人。(つまり自分の生徒さんたちだけ)おまけに自力での外出もままならず、仕事もできず、異文化の世界でひたすらこもりっきりの生活は精神的によくないというのは誰にでも想像できると思います。第一難民に限らず、今も昔も移民たちはそれぞれの同胞たちが寄り集まってたくましく生きてきているわけですから(中国人、ユダヤ人、ヒスパニック系とか)、難民である彼女たちのように通常の移民以上にハンデのある場合、尚更同じ言葉、文化、習慣を持つ人たちと、助け合いながら生きていかなければ辛いはず。

現在彼女たちがいつ引っ越すかわからない状態ですが、もちろん可能な限り今後も引き続き英語を教えたいと思います。私ができることは本当に限度がありますけど、他にこの役割をする人もいないようですし、ESL Tutorとしての役立たず度は高くとも、彼女たちがこの地域にいる限り、自分なりに頑張って教えて行きたいなと。(お別れの日を想像するとかなり哀しい・・・・)涙
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# by nypoliko | 2008-02-02 00:00 | アメリカでボランティア

新学期のつもり(3)

本日はちょっと嗜好を変えて、TESOLではなくENGLISHの本の話。

d0130296_023537.jpgたとえボランティアでも英語を教えるからには教授法は是非学びたい。でも同時に英語そのものについても色々知りたくなるもので、大学図書館の新刊コーナーにあった、「Introduction to Old English」という本をも借りてみました。Middle Englishはコミカレ時代、ENG世界文学の課題本で無理矢理読んだことがあり(Middle Englishを読んだというか、結局はModern Englishに訳されたものを探し出してそれを読んだ(汗))、わざわざOld, Middle, Modernと区別されているくらいですから、古い英語は現代英語とはちと違う、ということは多少なりとも分かっていたんですが、まさかOld Englishがここまで解読不可能だとは・・・。「Introduction to Old English」に目を通して、ネイティブスピーカーでも絶対読めない!というくらい、Old EnglishはModern Englishとは全然違うということがわかりました。(唖然)

Old EnglishからMiddle English、そしてModern Englishと変化し続けてきた英語ですが、はるか昔に使われていたOld EnglishにはModern Englishにはない文法が存在していたようです。そのうちの一つは名詞の性別。名詞に性別(男性名詞、女性名詞、中間名詞)がある場合、何かしらそれに関る語形変化があるもので、つまりは性別を知らずに名詞を正確に使えないということで、名詞の性別が消えたModern Englishは、外国語として覚えるのにも操るのにも、ある意味とってもラクな言語と言えますね☆

もう一つModern Englishにはない文法、それは日本語では「格」と呼ばれるCaseです。Caseという文法がある代表的な言語はラテン語とドイツ語のようで、私はそのうちのドイツ語をコミカレで履修したことがあり、この「case」の恐ろしさをよ~~く存じております。何が恐ろしいかって?caseのせいで、語形変化パターンがModern Englishの百倍にもなるんです!(いや、百倍は大袈裟ですが・・)

Modern Englishの語形変化というと、主語によって一般動詞にSがつくかつかないかとか、be動詞のam, are, isなどですが、これくらいなら難なく感覚をつかむことができます。がしかし、Old Englishや現代ドイツ語、そして多分そのほかのヨーロピアン言語では、主語の性質によって一般動詞に5パターンほどの語形変化があり、助動詞(can, will, shall, haveなど)も同じくそれぞれ語形が変化するんです。

と、これくらいならまだ許せるとして・・・Old Englishでは動詞以外に、冠詞、形容詞までも語形変化がついてまわります。しかもそれらがかかる名詞の性質(性別・数)だけによらず、その単語たちがどの意味、位置で使われるかも考慮しなくてはならないため、それぞれどの語尾を加えたらいいのかかなり頭を使わなければなりません。自分のドイツ語学習の経験を使って軽く説明させていただきますと・・・

英例文:The young man gives the polite child the beautiful lamp.

この(ヘンな)英例文には定冠詞 (the) が3つありますが、ドイツ語ではそれぞれ定冠詞の語尾が違ってきます。なぜならば、それぞれにかかる名詞の性別が違うことと(man = 男性名詞、child = 中間名詞、lamp = 女性名詞)、文中にあるそれぞれの名詞の役割・位置づけが違うから。たとえば主語名詞であるmanはNominative case扱い、childは間接目的語ということでDative case、そして最後のlampは直接目的語としてAccusative caseとなり、名詞の性別、単数か複数かと共に、このcaseごとにも語形変化パターンがあるので、たとえ文中の名詞がたまたま全て男性単数名詞だったとしても、単純に3つの定冠詞の語尾も全て同じと考えることはできないのです。そしてこの面倒な語尾変化は定冠詞だけでなく、不定冠詞、形容詞、それぞれ様々なパターンで、別々の語尾のかたちで発生します。(変化しない場合もあれば、ダブっているのもありますが、何がどれと同じかと考えるのもこれまたややこしい)あぁ、恐るべし語尾変化・・・・

よって英文をドイツ文に訳すとき、それぞれの単語スペルを思い出すだけでは不十分で、まずは名詞の性別を正確に知っておくことに加え、文の最初から、つまり冠詞から一語一語慎重に「語尾」を考えなければならなかったので、どんなシンプルな文であろうが、一つの文を完成させるのに非常~~に時間がかかったものです。まずは丸暗記した語尾変化チャート(英語ではTableとも呼ぶ)をすぐさま紙に書き出し、それを参考にしながら一つ一つ当てはめていったりもしたのですが、そのチャートは当然ながら幾つもあるわけで・・・ドイツ語には参りました。そしてCaseがあるOld Englishもドイツ語と同じく。(幸いにも副詞の語形変化はありません)


長くなったので次回に続く。
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# by nypoliko | 2008-01-31 00:00 | アメリカでボランティア

前回の記事の続きです。

英語と同じABCアルファベットが母国語で使われていても、それが英語を学ぶ点で有利に働くところもあれば、逆に混乱の元でもあるようで、こういった点でも、教えるほうとしては相手の母国語を意識すべきようです。ちゅーことは、アフリカ難民女性たちの母国語がローマ字表記みたいなものなので、彼女たちのためと思ってその言語の単語(書き方)を何気に教えつつも、実はこれではよくない?なんて思ったり。でもま、私がそれをやっているのは、まず彼女たちにABCアルファベットに馴染んでもらう目的なので、しばらくこの方法でやって行こうと思います。(まるでExperimentだ・・・)

で、他のタイプの言語を母国語に持つ人の例としてですが、英語は母音の数が多い上、その母音の音が非常に大事な言語らしく(母音の微妙な音の違いで当然意味が違ってきますから)子音重視の言語を持つ人には、つまり母音を意識しない習慣があるがゆえ、これまた英語を難しくさせてしまう原因になるらしいです。アラビア語がその子音重視の言語らしいのですが、この言語は右から左へ文字を読むので、逆の読み方をする英語はこれまた辛いのかも・・・。

・・・・・な~んてことが色々本に書かれてあったんですけども、どんな言語を母国語に持つかで、効果的な英語習得方法も微妙に違ってくるでしょうから、様々な母国語を持つ生徒を一気に教える英語圏のESLは、とことんつきつめたらかなり大変そうな仕事だな~と思いました。なのでどこかの国に行って、母国語が統一している生徒を教える場合ははるかにラクじゃない?なんて思ったり。仕事として英語を教えるために日本に渡る人は、やっぱり日本語を知る努力はして欲しいですね。それくらいできるっしょ?あと、日本人が多くいる語学学校は避けたがる人が多いと思いますが、もしかしたらそこの講師たちは日本語の性質、日本人の性質なんかに精通しているかもしれないので、逆に英語取得には効果的な環境かもしれないですよね?(単なる想像ですけど)

とりあえず、これはまだ読みかけの本の話なので、今後違った方向に展開していくかもしれませんので、あしからず。
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# by nypoliko | 2008-01-26 00:00 | アメリカでボランティア

新学期のつもり(2)

新学期のつもりでどっさり借りてきた本のひとつ、「English L2 Reading」の話題です。(L2とはSecond Languageの意)この本はこれまたとても読みやすく、言語学の基礎も載っていて、アルファベットの発音の仕方などが言語学用語と共に書かれてあり・・・・この辺は読み飛ばし。でもざざっと目を通して興味深かったことのひとつが、人が文字を読む際、母国語言語の形によって文字の読み取り方が違うということ。

d0130296_145521.jpgたとえば英語のように単独では意味を持たない「アルファベット」で言葉が表現される言語の場合、(特にお子様)ネイティブスピーカーたちはその「綴り」と「音」から書かれてある単語の意味を判断するようなのですが、日本語のように、漢字の一つ一つに意味があり言葉として表現される言語の場合、私たち日本人はそれらの持つ「音」ではなく、まず漢字の表す「かたち」から意味を一気に読み取るのだとか。(確かに)と言っても、日本人が漢字の音を一切意識していないかと言うとそうでもなく、多少なりとも音も把握しながら文字を読んでいるはずですが、アルファベットで表現される言語を母国語に持つ人たちとは、文字を読むときの「音」に頼る比重が違うみたいです。(意味わかりますでしょうか・・・)

そしてここからがちょっと面白かった事実。音といえば英語のスペリングは聞いたままではありませんよね。読まないアルファベット(音)もあれば、同じアルファベットでも綴り次第で別の音になることがよくあります。(本に書かれてあった例:Cat=キャット City=シティ のように、同じCでもKの音だったり、Sの音だったり)このように英語は聞いたままの音が規則どおり文字にならないため、スペイン語、イタリア語、はたまたロシア語など、音のまんまほぼ例外なく文字となる言語を母国語に持つ人たちにとって、母国語で身につけた「文字通りの発音をする習慣」が、例外の多い英語を読むときの障害にもなるそうです。へー、そうなんだ!と思わず関心・・・・。でも確かに、とても考えにくい例をこじつけてみると、もし「ひらがな」が英語のアルファベットとして使われ、言葉によって読まないひらがなが単語の中にあったり、言葉によってそれらひらがなの読み方が微妙に変わっていたら、ひらがなをそのまま読む日本人としては当然戸惑うこと間違いありません。

そして全く別の文字表現を母国語に持つ日本人(中国人、韓国人含む)の場合。意味はわかっても実際読めない漢字が結構あったりする私たち(同類にしてすみません)、同じようにたとえ書かれてある英語の「音」がわからなくても、それらをきちんと発音できなくても、「読む」という部分では意外と気にならないものらしく、英語に発音しない音があろうがなんだろうが大した問題にならないみたいです。なので日本人の場合、母国語言語が英語とは全く違うだけにか、たとえ英単語をきちんと発音できなくても、英文を「読む」ことは比較的すんなりできるのかもしれません。(おまけに単語を覚えるときは音でではなく、単語丸ごと「かたち」で覚える傾向にあるらしいですよ)がしかし、英語を学ぶ前にローマ字学習から入った昔の世代の私は、当時ローマ字読みができない英語はやたら妙に感じましたけどね・・・(現代の子供たちはどうかしら?)

続く。
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# by nypoliko | 2008-01-25 00:00 | アメリカでボランティア

PFALTZGRAFF

d0130296_3141060.jpgアルバイト先のデパートにて、大バーゲンな商品を見つけついつい購入してしまいました。それはPFALTZGRAFFのローションボトル。洗面所と台所では、シャワーで使い小さくなった石鹸を手洗い用に使っているのですが、見た目がとても小汚いので、ずっとなんとか改善したいと思っていて、このローションボトルは洗面所で使うことに。これで洗面所の見栄えが少し良くなるぞと。(台所では引き続き小さな石鹸を使用するつもり。どの石鹸も無駄にできませんから~)

で、このブランドはアメリカ生まれのようで、Lenox同様初めて知ったアメリカ陶器類ブランドです。自分が知らないだけで色々あるんですなぁ。(当然か)そしてこのローションボトル、定価は(ほんまかうそか)15ドルとなっていて、それが90%OFFになっていたので買ったんですが、私の場合従業員割引もあるので、税込みでもかなりお安く買えたわけで・・・大満足!(ビンボ~)念の為、このデザインは多分廃盤物でしょうか?(←Official Webで見つからなかった)だから持ってけ泥棒価格になっていたのかな?


Pfaltzgraffに関する個人ネタ話を一つ。

クリスマス前、ちょっと気の弱そうな、かつとても気優しそうなオジサンが、「これこれを探しているんだけど・・・」と売り子の私に声をかけてきました。そして話を聞いてみると、Pfaltzgraffの特定の商品(食器)を探しているとかで、それは息子嫁に頼まれたとか。しかもそれはクリスマスプレゼントだかなんだかで、どうも彼女は自分の希望する特定の品を指定してきたらしいんですよ。だから何がなんでもそれを買わなければならんとかで、オジサンはとても困っている様子でした。ぷっ オジサンの気の弱そうな雰囲気からして、我の強いアメリカ女性のお嫁さんに参っているのかな~と思いきや・・・・

そのお嫁さんは日本人だと。ドッカーン!

私のネームを見て、息子嫁も日本人なんだよ。と教えられて知ったんですが、日本人が作った「プレゼントリスト」ならばわかりやすいかも?と思い、そのリストを見せてもらいました。うーん、かなり色々書いてある・・・・(笑)

で、結局その希望する商品は私のデパートにはないということで、オジサンのお手伝いはできず申し訳なかったんですが、無事リストに並んでいた全ての商品を手に入れられますように・・・と祈ってしまった私です。(涙)

ちなみにですが、Pfaltzgraffの絵柄はとってもステキですが、「食器」としてはちょい重いんですよ。なので見た目の部分では使ってみたいと思うところがあるものの、私にはあまり実用的ではないので、多分お金持ちになっても買いません。(高級品でもないですけど)

Pfaltzgraff Offical Website: http://www.pfaltzgraff.com/
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# by nypoliko | 2008-01-24 00:00

新学期のつもり

新年も明け、新学期に入った方も多いようで、私もそれに合わせ(笑)新しく本を借りてきました。今ボランティアで英語を教えていることもあり、自分でできるだけ英語教授法などについて勉強をするつもりで、英語やTESOLに関する本を読むようになったのですけども、幸い私が卒業した大学にはTESOLがらみの書籍がたくさん置いてあり、個人的にかなり助かっております。

d0130296_0581391.jpgで、借りてきた本のうち1冊は「Dialogic Approaches to TESOL」です。TESOLの歴史や哲学、心理学、人類学、様々な方面からの説明が書かれてあり、どれもこれも「ちんぷんかんぷ~ん」ではなく、カレッジ教育で学んだ微妙になじみのあるもの。なんだかとってもツボです。うふ と同時に、TESOLの世界は大変。本気で取り掛からないとだめですよ。と思わされるものでした。あ、私自身この分野を軽く見ていたわけではないんですけどね、何かを教えるからにはより深い知識や経験が要されるなと更に思ったわけです。




ここで得意の読書から得た雑学を一発。

この本には外国語教育の歴史として様々なアプローチ法が載っていたんですが、そのうちで一番古いものはThe Grammar Translation Approachでした。これは外国語の文法などを学びつつ、自分の言語に訳して外国語を習得するというもの。現代でもアジアをはじめ、あちこちの国でこの方法が取られているそうなのですが、この場合外国語を話せるようになることは目的ではないらしいです。(確かに・・)そしてアメリカでも一部この方法が取り入れられていて、ターゲットである外国語はラテン語、ギリシャ語など現在使われていない古い言語たち。しかしアメリカでのそれら外国語取得目的は、昔の書物を読めるようになりそこから何かを学ぶためとかで、話せるようになることは考慮されていないGrammar Translation Approachで充分だったみたいです。

外国語教育の世界では、訳して外国語を学ぶという方法から、時代の流れにも合わせ次々と改革が行われていったようで、それらはとても興味深いです。たとえば、訳す方法では話せるようにはなれないということから、それでは意味がない!と思い始めた北欧の学者さんたちは、1800年代後半ごろDirect Methodというものをあみ出し、発音記号を作り、音から外国語を学ぶ(教える)方法を使い始めたとか。その結果、ヨーロッパの人たちは外国語である英語やドイツ語を話せるようになっていったところがあるようですが・・・それはヨーロッパ言語はルーツが同じで、アルファベットをはじめ単語なども似通っているので、たとえいきなり外国語(英語)を聞かされたとしてもその意味を想像、当てやすいでしょうし、そういった点、この直接聞き話し音から学ぶ方法で、問題なく外国語を身につけていったとも言えます。つまり日本語のように英語とは全く語源の違う言語を母国語に持つ日本人には、この方法(だけ)での英語取得は無理がある。ということになりますでしょうか?

このDirect Methodはアメリカではポピュラーになることはなかったらしく、確かにアメリカ人は発音記号の読み方を知らないようなので、外国語を習う際発音記号を使用することはなさそうです。たとえばコミカレでイントロ国際関係を履修していたときのこと。教授が黒板に発音記号を使ってTheoryという単語を書き出し(Thの発音部分だけ)、「さ~て、これはなんて読む?」という問いかけがあったんです。私からするとそれは明らかにTheory。でも誰も答えられないようだったので、私が「Theoryで~す♪」と答えたら、「君はラテン語もできるのか?!」と教授に驚かれてしまいました。いやいや、ラテン語なんて知りません。ただ、英語を習うときに発音記号も教わったので・・・と慌てて答えた私です。

続く。
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# by nypoliko | 2008-01-22 00:00 | アメリカでボランティア